輝き潤う人生とからだのために〜番外編 女性のためのわかりやすい資産運用の解説

輝き潤う人生のために、お金を増やす、資産運用について、特に初心者女性向けにわかりやすくその真髄を解説していきます

シニアたちの深刻な問題

本ブログでは度々シニアたちについて書いてきた。

私の気持ちは一つ。それは一生懸命働き、社会に貢献してきたシニアたちに、穏やかに笑ってほしい。潤った楽しく幸せな気持ちを味わってもらうためには、どうしたらいいのかと言うことです。

 

一方、ちまたでは、老害という言葉も出てきた。

無遠慮いや失礼というほど、人の顔や姿をまじまじと怖い顔で、ガン見して睨みつける老人たち。

街中や公共交通機関、レストランやスーパーマーケットなどで、ほかのお客さんや店員さんを、罵倒したり怒鳴ったり、はたまた単に飲食の注文をするだけなのに、横柄な態度と命令口調で、あたかも会社で部下に威張って命令してるかのように、口を利く人たち。

何故だろう?何故だろう?幸せで楽しい潤ったシニア生活を渇望する自分としては、他人事ではなく、気になって仕方ないのであります。

 

昨日私が読んだレポートには面白い分析が出ていました。それは、非常に深刻な孤独感、疎外感。そして、誰かや世の中の役に立って、誰かに求められて、感謝されたいという「承認欲求」が原因で、

日本の老人はどんどん幸福感が下がり、不満や怒りに満ちた人生になる場合が多い。

またこれは滅私奉公型の会社命のサラリーマン的

過去の生き方にも起因してると。だから引退すると、激しいギャップと下落感、孤独感を感じるということです。

 

なるほどと思います。つまり簡単に言うと、不思議な話ですが、「引退したくない」。どういう形でも、働いて、役に立って、誰かのそして世の中の役に立ちたい、世の中の邪魔者になりたくないということなんでしょう。

しかしこれは不思議に聞こえます。今まで散々頑張ってきたのだから、そんなこと気にしないでゆっくりのんびり楽しめばいいでしょ?と考えてしまいます。

でもやはり「志」がないと、シニアでも生きがいがなくなってしまう、楽しくなくなるということなんだと思います。レポートでは、海外では、引退シニアは、ボランティアやチャリティ活動に勤しむということも言っていました。やはり志でしょうか?

 

シニアには、孤独感、疎外感、承認欲求がある一方、いい意味で、プライドは高く、複雑で軽い人間関係は望まない、これだけ頑張ってきたのだからもう働きたくない、という気持ちもあります。

 

この問題は深刻です。今後の高齢化社会の日本でますます揉んだ顕在化してくると思います。

難しい問題です。簡単な解決法はないでしょう。

皆さんが共通の解を持っているわけではないし、

何よりこの問題の本質が心の問題であるからです。

家族、子供や孫たち、地域社会がサポートして、などと言うは簡単ですが、行うは難しです。

 

なんとか、このような問題を一つずつでも解決して、穏やかで、幸せそうに、楽しそうに、優しくシニアたちが街に溢れる社会を作れないかと、これから考えていきます。