松山選手 マスターズ優勝!
昨日は、松山選手が歴史的なマスターズ優勝という
偉業を成し遂げました。実況の小笠原アナウンサーや解説の中島プロも、言葉を詰まらせて、号泣していました。実況が喋ることもできない約1分間、優勝風景の映像だけが、流れていました。でもそれだけで十分でした。その後は、室内での優勝インタビューとコースでの表彰式と優勝スピーチ。
もちろん母国語が英語ではない我々日本人は流暢な英語でスピーチなど困難な訳ですが、コース上で多くのパトロンに囲まれての優勝スピーチでは、日本語で、「嬉しい!」「ありがとう!」と要旨としてはこれだけで、あっという間に、「サンキュー」と
叫んで、スピーチを終えました。
それでいいのです。彼は、たった今まで世界の超一流強豪選手たちと、まさに世界一を決める激戦を戦い、勝ち抜いたのですから。
死に物狂いで闘ってる間、行動している間、優勝したときのことや、ましてや優勝スピーチのことなんか考えてるはずない。言葉なんかなくても、彼のプレーと姿だけが、見ている全世界の人々の感動や涙を誘ったのです。
テレビを見ても、街でも会社でも、総評論家、コメンテーター、分析者で溢れています。毎日同じような番組、コメンテーターが画面や紙面に溢れています。国会を見てても、最近の野党もそういうのが多いのではないのでしようか?後追いのコメント、評論、批判、追及、etc。
でも彼らは何かを作ったり、変えたり、人を感動させたりすることはあるのでしょうか?
私も社会人時代に周囲にそういう人々をたくさんみてきて、批判されたり、足を引っ張ったりされました。もはや思い出ですが。
多くは語りませんが、昨日松山選手の快挙を見ながら、つくづく「行動、挑戦する人は、それだけで、言葉なしで、美しい」と思うと同時に、自分はこれからも、評論家、コメンテーターではなく、自ら行動する人、挑戦する人でいたい、と改めて思いました。