第5回〜株価下落後に買うためには? 極意、ここポイントです。
★今回の大切な要点★
① 10年に1度の大波、
3年に1度の中波、1年に
2-3回の小波を取らえて、
そろりそろり買いましょう。
② 市場が下落するときは、
現金保有で我慢をして、
下落、暴落後に、
ひきつけてから、
買いましょう。
by 株価チャート「ストチャ」
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前回、危機や事件のニュースなどで、株式市場が
大きく下落した後にだけ、安い価格で購入すること
が、長期的に資産を増やせる極意というお話をしま
した。
他にも、いろいろな考え方や手法がありますが、
私は長年の経験から、このやり方が一番わかりやす
いし、長期的な結果に繋がると考えています。
(私も基本的には、この考え方で、大きな資産運用を
行っています）
なにしろ、会社勤めの方、自営の方、主婦の方、
お母さん、そんなに朝から晩まで、パソコンやスマ
ホにかじりついて、頻繁に全てのニュースを見た
り、分析したり、取引したりできませんよね。
いつもずっと見ていないと、取引していないと、
資産は増やせませんよ、というと、残念ながら、
あきらめる方がほとんどでしょう。
朝から晩まで、マーケットや情報を見たり、取引を
繰り返しているのは、いわゆるデイトレーダーとい
う専門家ぐらいしかいないのです。
ところが一般的には、毎日取引などせずに、たまに
起こるチャンスの時だけ、出動する方が、長期的に
資産が増える可能性は、ずっと高いのです。
本当ですよ。
私が推奨するこのやり方は、例えば、とても大きな波
が来る(つまり危機、事件等での株価の下落や暴落)の
は、10年に1回程度、中規模の波が来るのが3年に1
度くらい、小規模の波が来るのは、年に2-3回程度と
考えていいでしょう。
このくらいの頻度であれば、お忙しいみなさんも、
「よし、そろそろ出動のようですわ」と、出動する
ことが可能なのかもしれませんね。
10年に一度の大波、激震といえば、皆さんも聞いた
ことがあるでしょう2008年のリーマンショック、
そして昨年2020年3月のコロナ暴落です。
どちらも、世の中真っ暗になりました。
ここでそろそろ本論に戻ります。
要するに、勝利の方程式、「大きく価格が下落した
ら、出動せよ」は、どうすれば、そういうことが出
来るのか？一つだけ重大な事実があります。
それは、高値で株を買って、暴落の時に、株式をた
くさんもってると、もはや株式暴落時に買うことな
どできないということです。なぜならすでに、手持
ちの株の損失で、財産的にも、精神的にも耐えられ
ないからです。
落ちてから買うどころではなく、むしろ株価回復を
神に祈るか、いつ売却して、損失を確定するかばかり
考えているからです。
極意とは、「株が暴落するときに、株を持っていな
いこと」つまり「株が上がって目標株価まで来たら
手放して、現金で備えておくということ」です。
暴落の時、手持ちの株がないと、冷静に世の中を見
て、精神的余裕をもって、下落後の株式の買い場所
を探す楽しみさえもてるでしょう。
危機や事件の程度や内容にもよりますが、何か月
後、何年後かには、暴落前の株価まで戻り、
大幅に資産を増やせている自分を想像する余裕すら
あります。
つまり毎日毎日頻繁に取引せず、通常は現金保有で、
株が落ちたときに、買い出動し、
株価が上がったら、それを売却して利益確定して、
また現金化して、静かに,時を、気長に待つ。
そしてニュースが騒ぎ出したら、「何、何、どうし
たの？」と腰を上げるという風になれば、いい順回
転になっていると思います。おのずといい結果が付
いてくるでしょう。
今回の極意について、ゆっくり考えて、頭を整理し
ておいてくださいね。
どこかで、基本的に今回の極意のやり方で、実際に、
莫大な資産を得ている、世界的に有名な
投資家のお話をご紹介できたらと考えています。
初心者は、頻繁に手を出すと、長い目で見ると、
格段と失敗する確率があがると思います。
(注；あなたが天性の天才投資家なら別ですが）
意外でしょう？「たまに出動」がいいのです。
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