第7回〜資産運用するお金は、どんなお金？どんなお金は積極的運用に回してはいけないか？
★今回の大切な要点★
①積極的資産運用は、当面使用予定の
ない完全なる余裕資金をあててくだ
さい。 →超重要！
②生活資金、借金、使用予定のある
資金は、リスクがなく、引き出しや
中途解約自由な金融商品に、
入れてください。
by 株価チャート「ストチャ」
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あなたが通常の生活資金、必要資金以外に、例えば、
100万円の貯蓄を持っていたとします。
あなたはこの100万円を増やしていきたいと
思っています。
さて、私がこのブログシリーズで説明している、
「積極的資産運用」に100万円のうち、
どのくらいを投入したらいいのでしょうか？
あなたの希望により、例えば、「積極リスク
運用20%、保守的元本保証運用80%」とすることも、
「積極50%、保守的50%」にすることも、
「積極80%、保守的20%」にすることも出来ます。
これはあなたが決められます。
積極リスク運営は、第1回、第3回でも、
ご説明しましたように、
「大きく儲かる可能性もあるのが、元本が減ってしまう
可能性もある」運用なのです。
この配分は自分で決められますが、１つだけ、私が
考える、これだけは間違えちゃいけない超大事な
ポイントがあります。
それは、
①積極的資産運用には、生活資金など、自分の
ルーティンの生活に必要な資金は入れない。
②積極的資産運用には、人から借りていて、
返さなきゃいけない期日のある資金は入れない。
③今6月で、例えば今年の10月1日に、子供の学校に
振り込まなきゃいけないというような、
使用使途や使用時期が決まっている資金は入れない、
という原則です。(まあ5年後10年後の使用資金なら
構わないでしょう）
つまり純粋に、あなたの当面使うあてのない、
余裕資金だけを、積極的資産運用に当てなさい
ということです。
特に③ですが、あと4ヶ月後に使う予定のある資金では、
そもそも今まで説明した、「買いのチャンスがくる
タイミング」やうまく買えたとしても、その資金を使う
予定日までに、価格がもっと上がって、うまく利益を
確定できるとは限らないからです。
むしろ使用予定の10月が近づいてきた9月下旬に、
市場の価格が、自分の購入価格より下回っている
のに、振り込まなければならないので、
泣く泣く損を確定して、目減りした投資を現金化
したということになりかねません。
それは、あなたの描いていた相場感とは,
全く違うものです。
そしてあなたが泣く泣く現金化した後に、
市場の価格は当初目論んでいたように値上がり
したが、もう後の祭りなーんてことは,
よくある話なんです。
要は、市場の価格や相場は、予定日までに、
予定のところまで値上がりしてくれる保証は
ありません。
そんなタイミングは、だいたい、ずれます。
ですから、使用予定のある資金や生活資金を、
積極運用に入れると、損する可能性が増えますし、
また当然ながら、約束の振り込みや生活に
支障をきたすということもあり得ます。
ですから、使用予定のあるお金は、積極的資産運用
に回さずに、銀行の普通預金やごく短期で使用日
までに期日のくる金融商品やまたはいつでも
解約自由な金融商品に置いておくべきです。
そうしないと、悲惨なことになりかねません。
積極的資産運用は、当面使用予定のない、
完全なる余裕資金、貯蓄のみで行ってください。
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第6回〜冒険投資家 ジムロジャース氏
★今回の大切な要点★
① 長期的な資産運用や投資の極意
は、我慢と忍耐。
② チャンスの到来を、気長に待つ。
③ 理屈のない、無用で、頻繁な、
手出しは、苦境を生みやすい。
by 株価チャート「ストチャ」
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価格が上下する商品、今までは特に、株を例にご説
明してきましたが、これは価格が自由に上下動する
商品、例えば、投資信託やFX(為替取引)、貴金属の
取引、石油関連の商品など、全て同様です。
何かが起こって、株価が大きく下落したときだけ、
大胆に買い出動する世界的な著名投資家として、
ジムロジャース氏の名前を前回出しました。
今回は少し彼についてお話ししましょう。
彼は今は70歳台で、シンガポールに移住して、
孫たちと自由な毎日をエンジョイしているようです。
彼は、資産運用や投資の目的を、「金儲け」で
はなくて、「自由な生活」を手に入れるためだと
説明しています。いいですね。自由のため。
彼は昔は、大型バイクに乗って、世界を旅する冒険
投資家として知られていました。旅が好きで、いろ
いろな国をに行き、いろいろな人々と話すのが好き
だったのでしょう。
通常は、彼は、旅というか、観光か視察かはっきり
わかりませんが、とにかく楽しんでいました。
その間、各国や企業や文化、政治、経済を観察する
のです。
そしてだいたい、どこかの国や地域で、以前お話し
した「危機や事件」が起きます。それは例えば、戦
争、紛争だったり、バブルの破裂だったり、景気後
退(リセッション)だったり、金融危機だったり、スキ
ャンダルだったり、リーマンショックのような巨大
企業の倒産だったり、昨年のコロナショックのよう
な場合もあります。
彼はそういうニュースを見ると、いち早くその国に
駆けつけて、観察分析を行います。
だいたいそういう局面では、経済はパニック状態で、
株や債券や為替の相場も、大きく下落または乱
高下をしています。彼は、冷静に観察して、「これは
立ち直る」と判断すれば、時を待ち、適切なタイミ
ングで、暴落して安くなった株式や資産を、大胆に
買います。これが、彼が長年のうちに、巨大億万長
者になった極意です。
もう少し正確にご説明すると、暴落した株式を買う
にも、買った企業が倒産してしまったら、価値はゼ
ロになるので、この国にとって、絶対に必要である
から、なくならない、必ず復活するという企業の株
式を買い増します。日本で言えば、例えばキッコー
マンやキューピー、味の素やチョコレートの明治、
鉄道会社、電気、ガス、水道や、子供用品、サニタ
リー商品などがそうですね。
こういう必要な企業、危機と関係ない企業の株価
も、危機の時は、他の株と一緒にどさくさに紛れ
て、大きく売られてしまうことがあるのです。
でも考えても見てください。リーマンが倒れても、
コロナ禍でも、私たちの食卓から醤油がなくなり、
醤油を使わなくなることは考えられませんよね？
そういう株で、どさくさに紛れて大きく価格が下が
って、安くなった株式を、大胆に買うのです。
当然、危機、混乱、事件が落ち着いてきたら、「こ
んな株が売られてるのはおかしい」と、醤油の株価
は急激に回復します。そして、完全に回復して、価格
が戻ったと判断したところで、買った株を売却し
て、利益を確定するのです。
彼は、「投資、資産運用には、我慢と待ちが肝要だ」
と言ってます。「じっと時が来るのを待つ。そして、
パニックと恐怖と群集心理の中で、こんなに売られて
はいけない株の価格が大きく下落した時、タイミン
グを計らって、満を辞して、大胆に買うのです。その
時が来るまで、忍耐が必要です。理屈のない、無用な
手出しは、後々苦しみの原因になります。これが長
期的に投資や資産運用を成功させるコツです」と
述べています。
どうでしようか？
私がここ数回ご説明してきたことの、理解が少し進
みましたでしょうか？
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第5回〜株価下落後に買うためには? 極意、ここポイントです。
★今回の大切な要点★
① 10年に1度の大波、
3年に1度の中波、1年に
2-3回の小波を取らえて、
そろりそろり買いましょう。
② 市場が下落するときは、
現金保有で我慢をして、
下落、暴落後に、
ひきつけてから、
買いましょう。
by 株価チャート「ストチャ」
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前回、危機や事件のニュースなどで、株式市場が
大きく下落した後にだけ、安い価格で購入すること
が、長期的に資産を増やせる極意というお話をしま
した。
他にも、いろいろな考え方や手法がありますが、
私は長年の経験から、このやり方が一番わかりやす
いし、長期的な結果に繋がると考えています。
(私も基本的には、この考え方で、大きな資産運用を
行っています）
なにしろ、会社勤めの方、自営の方、主婦の方、
お母さん、そんなに朝から晩まで、パソコンやスマ
ホにかじりついて、頻繁に全てのニュースを見た
り、分析したり、取引したりできませんよね。
いつもずっと見ていないと、取引していないと、
資産は増やせませんよ、というと、残念ながら、
あきらめる方がほとんどでしょう。
朝から晩まで、マーケットや情報を見たり、取引を
繰り返しているのは、いわゆるデイトレーダーとい
う専門家ぐらいしかいないのです。
ところが一般的には、毎日取引などせずに、たまに
起こるチャンスの時だけ、出動する方が、長期的に
資産が増える可能性は、ずっと高いのです。
本当ですよ。
私が推奨するこのやり方は、例えば、とても大きな波
が来る(つまり危機、事件等での株価の下落や暴落)の
は、10年に1回程度、中規模の波が来るのが3年に1
度くらい、小規模の波が来るのは、年に2-3回程度と
考えていいでしょう。
このくらいの頻度であれば、お忙しいみなさんも、
「よし、そろそろ出動のようですわ」と、出動する
ことが可能なのかもしれませんね。
10年に一度の大波、激震といえば、皆さんも聞いた
ことがあるでしょう2008年のリーマンショック、
そして昨年2020年3月のコロナ暴落です。
どちらも、世の中真っ暗になりました。
ここでそろそろ本論に戻ります。
要するに、勝利の方程式、「大きく価格が下落した
ら、出動せよ」は、どうすれば、そういうことが出
来るのか？一つだけ重大な事実があります。
それは、高値で株を買って、暴落の時に、株式をた
くさんもってると、もはや株式暴落時に買うことな
どできないということです。なぜならすでに、手持
ちの株の損失で、財産的にも、精神的にも耐えられ
ないからです。
落ちてから買うどころではなく、むしろ株価回復を
神に祈るか、いつ売却して、損失を確定するかばかり
考えているからです。
極意とは、「株が暴落するときに、株を持っていな
いこと」つまり「株が上がって目標株価まで来たら
手放して、現金で備えておくということ」です。
暴落の時、手持ちの株がないと、冷静に世の中を見
て、精神的余裕をもって、下落後の株式の買い場所
を探す楽しみさえもてるでしょう。
危機や事件の程度や内容にもよりますが、何か月
後、何年後かには、暴落前の株価まで戻り、
大幅に資産を増やせている自分を想像する余裕すら
あります。
つまり毎日毎日頻繁に取引せず、通常は現金保有で、
株が落ちたときに、買い出動し、
株価が上がったら、それを売却して利益確定して、
また現金化して、静かに,時を、気長に待つ。
そしてニュースが騒ぎ出したら、「何、何、どうし
たの？」と腰を上げるという風になれば、いい順回
転になっていると思います。おのずといい結果が付
いてくるでしょう。
今回の極意について、ゆっくり考えて、頭を整理し
ておいてくださいね。
どこかで、基本的に今回の極意のやり方で、実際に、
莫大な資産を得ている、世界的に有名な
投資家のお話をご紹介できたらと考えています。
初心者は、頻繁に手を出すと、長い目で見ると、
格段と失敗する確率があがると思います。
(注；あなたが天性の天才投資家なら別ですが）
意外でしょう？「たまに出動」がいいのです。
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第4回〜安く買って、高く売る。高く売って、安く買い戻すためには？
★今回の大切な要点★
① 世の中が楽観的で、
株価がどんどん上がった後や、
過去のチャートや価格からみて、
もうかなり高いなと思うときは、
ぐっと我慢をして、
手を出さない。
② 危機や事件や騒ぎで、
価格が下落した後に買う。
③ 群衆心理に負けない、
我が道を行く冷静さが大切。
by 株価チャート「ストチャ」
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第2回目の解説で、本当に大切なのは、「安く買って
高く売る」こと「高く売って、安く買い戻す」こと
で、逆に「高く買って安く売る」「安く売って、高
く買い戻す」と損しますよ、という、凄く当たり前
の極意のお話をしました。
ところがなかなかそのように出来ないのが人間で、
その極意のようにできないからこそ、皆んなが皆ん
な儲かってるわけではないのです。
ではどうすれば、基本的に、そのような極意に背く
取引を避けられるのでしょうか？
運用スタイルには実にさまざまなスタイルがあり、
プロになるほど、個性も出ますが、ここでは、私の
経験から、結論としての、初心者も設けやすい
大原則の考え方をお話しします。
基本的な考え方の大原則は、「株価がかなり上がっ
た後、または最近の高値付近まで来てると思う時は、
買うのを我慢する〜高い位置だわあ、こわい」と考え
て、その場を離れる。
逆に例えば、〇〇危機、〇〇ショック、最近であれ
ば、コロナニュース等、「騒ぎや事件で、株価がか
なり下落したら、基本的にチャンスが近づいたと考
えて、株価が落ちきって、底を打つのを待って、買
う準備を始める」ということです。
これは、当たり前だと思われると思います。
ところが、株価がどんどん上がって、
高値を更新している時は、テレビも新聞も、
金融機関のアナリストも、隣のおじちゃん
おばちゃんまで、「株はもっともっと上がるか
もね」という雰囲気を出します。「今このパーティ
ーに乗らなければ、私だけ貧乏くじを引くわ」的な
恐怖感すら感じるのです。
これが罠です。長年資産運用している人でも、何度
もこの罠にかかっても、またかかってしまうことが
よくあります。何故ならば、これが人間心理、群衆
心理だからです。「株価はどんどん上がって、私だけ
乗り遅れる、馬鹿を見る」というのが一番危険な思
考です。株価がどんどん上がり続けるなんて、幻想で
す。そんなことはあり得ません。これは株式だけで
なく、為替でも、不動産でも、石油関連でも、金や
銀などの貴金属の価格でも同様です。
こういうときは、「私周りに引きずりられて、興奮
してるわ、冷静に冷静に」と自分に言って、しばら
くは株のことは忘れるぐらいがいいのです。
逆に、危機や事件などで、株価が暴落した時は、テ
レビ、新聞、雑誌、アナリスト、近所のおじちゃん
おばちゃんまで、「さあ大変だ、株が暴落してる、
売らなきゃ売らなきゃ、この世の終わりだ」的な雰
囲気を世の中全体がかもしだします。
事実、株を持っていた人は、恐怖に駆られて売るので、
株価も実際にどんどん下がります。
そしてほとんどの弱腰の人が手持ちの株を売り、
世間もこの世の終わりだと暗い雰囲気の絶頂を迎えた時、
そろそろと指さし確認確認をして、あなたは逆に、
少しずつ買い始めるのです。
その時、普通の人は、怖くて買える世の中の雰囲気では
ありませんが。
でも考えてみてください。ほんのひと月前、株価は
今の倍の高値の時、世の中のみんなは興奮して、ま
だ上がると買っていたのですよ。かなり多くの人が
楽観論に基づいて。あなたも興奮して、乗り遅れまい
と買いそうになる寸前で冷静に思いとどまりましたよね？
そしてひと月後、絶望感と世の中真っ暗、この世の
終わりのような雰囲気です。
ところが、株価は今、あなたが買うのを我慢したひと月前の
半分または70%の価格にまで安くなってるのですよ。
ひと月前に買うよりも、ずっと安いのです。
売る人が売ってしまい、世の中がその事件、危機を理解、
吸収したなら、少しずつ買ってみましょう。
これが長期的な成功をもたらすのです。
ここで伝えたいことは、あなたは世の中の大部
分とは違う行動、違う考え、逆の行動をとった方
が、勝率は高まるということです。つまり世の中や
マスコミやマーケットを冷めた目で見る、冷静な感
覚を持つ訓練をすると、より勝率が上がると言えます。
これは長期的に資産運用で稼いでいくにはもっとも
大切な点だと思いますので、次回具体例で、もう少
しご説明したいと思います。
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第3回〜儲かるとは？損するとは？銀行預金との違いは？
★今回の大切な要点★
① 銀行の普通預金や定期預金は、
元本保証ですが、今は、本当に、
低金利、低利息ですね。
② 株やFXでの資産運用は、
元本保証ではない。
利益が出ることも、損失が出る
こともある。
自己責任の世界です。
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株式やFXでの資産運用は、皆さんが慣れている銀行
定期預金や普通預金とどうちがうのでしょうか？
銀行預金は,今や超低金利で、税金を引いた後の、
税後の手取り利息は、すごく小さいものの、元本は
絶対に減りません。これを元本保証といいます。
つまり10万円を0.1%の定期預金に預けると、利息
は、税前で100円だけですが、そもそも元本10万円
は絶対に減りません。
そのままあなたに戻ってきます。
その分、利息が小さいという言い方も出来るかもし
れません。
一方、このブログで、解説しようとしている、株式
やFX運用の元本は、保証されません。あなたの運用
結果次第です。具体的には、上の銀行定期預金同
様、元本10万円を運用した場合、これが、12万円に
増える可能性があると同時に、逆に、8万円に減って
しまう可能性もあります。つまり元本は保証されま
せん。
全てはあなたの腕次第で,自己責任となります。
はとても小さいため、通常の銀行預金では、資産が
大きく増えることは考え難く、まあ安全な銀行に預
けて、元本10万円が減らなきゃいいわ、増えなくて
もいいわ ぐらいの考え方が正しいと思います。
アメリカなど海外の国では、将来の資産を積極的に
増やすために、また各自の夢のために、資産の目減
りのリスクを理解しながらも、自らの意思で、積極
的資産運用を行う機運や歴史やメンタリティが既に
あります。つまり自己責任文化も発達してると言え
ます。
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第2回〜どうやれば儲かるの？本質の本質。これ最も大事です！
★今回の大切な要点★
① 儲けるには、「安く買って、
高く売る」または、
「高く売って、安く買い戻す」
② 損するのは、
「高く買って、安く売る」または
「安く売って、高く買う」
by 株価チャート「ストチャ」
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さて資産運用とはどういうことでしょうか？
どうやれば儲かって、どうやれば損するのか？
の本質論をご説明します。
当たり前のことですが、みんな夢中になると
忘れてしまいますので、時々戻って、この回の
記事をご覧になり、思い出してくださいね。
最重要です。
まずシンプルに価格が、上がったり下がったり
するだけの商品についてご説明します。
とっても簡単ですよ。
儲ける方法→ 安く買って、買った価格よりも、
高く売る。
損するやり方→高い価格で買って、
買った価格よりも安く売る。
ここまでは皆さん、お分かりですよね？
バナナを200円で買って、500円で売れば、
儲かりますよね？
逆に、バナナを同じ200円で買っても、100円で
売ったら、損しますよね？
当たり前の話です。
わからなくなったら、バナナの話を
思い出してくださいね。
いまお話したことが、基本中の基本です。
実際には、今のお話＋商品を持っている
間の手数料や費用、または逆に、例えば
現物株式であると、所有していると
株式配当金をもらうことも可能
ですし、債券であると、利息(クーポン収入)を、
受け取ることもあります。
こういった手数料や費用、また利息や配当金などを
加味した損益が、あなたの利益または損失に
なるわけです。
しかし価格変動については、鉄則
「高く買って安く売らない」、または逆に、
「安く売ったものを、高く買い戻さない」
ということが、非常に重要な原則になります。
この原則を守っていけば、基本的に、あなたは、
負けない、勝てる運用者となり、資産、財産を
増やしていける可能性が高くなります。
この鉄則はわかるけど、それをやるのが難しい、
どこで買えば安いのか、どこで売ればいいのかが、
わからないという声が聞こえてくるようです。
そうですよね！
その考え方は、おいおいご説明していこうと
思います。
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第1回〜儲かる？損する？リスクの理解
★今回の大切な要点★
① 株やFX(為替)などの、価格は、
自由に上がったり、
下がったりしています。
② ということは、あなたも
利益が出たり、損失が出たり
する可能性があります。
③ 「絶対に上がります」
「絶対に儲かります」
などのうたい文句は、
全て嘘です。
by 株価チャート「ストチャ」
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いよいよ、女性のためのわかりやすい資産運用の
第一回目です。
アメリカなどでは、自分の資産を自分の方針で、
増やしていく資産運用が、相当一般的に、
広まっていますが、日本ではまだまだですね。
資産運用ってほんとに、いろいろありますが、
例えば、株式での運用、為替や債券での運用、
金、銀、プラチナなどの貴金属の運用など、
昔からあります。
最近は仮想通貨などの運用も、ニュースを
賑わしていますね。
まず大切なことは、
これらの商品は、市場原理の中で、自由に、
価格が上がったり、下がったりしている
ということを、理解することです。
誰も、つまり私でも、総理大臣でも、
相場のプロでも、明日、1週間後に、
この株式の価格が上がるか下がるか
などは、誰にもわかりません。
単に予想をして、それが当たるか、
外れるかに過ぎません。
でも上がるか下がるかですから、
当てずっぽに言ったとしても、
理屈的には50%の確率ですね。
ここは大切なところです。
ですから、「絶対に儲かる」とか「絶対上がる」
「絶対下がる」とかは、全て嘘です。
またはその人の希望的観測でしかありません。
そんなことがわかったら、そもそも世の中全員が、
億万長者ですね。
ありえない。そういう事を言う人たちを信じては
いけません。
つまり第一回目の大切な理解は、
運用商品は、上がることも下がることもある。
絶対ということはない、不確定なものだと言うこと。
これはどういうことですか？そうです。
それは、あなたの運用が、儲かることもあるけど、
損することもあるということを理解することです。
でもそのような理解のもとで、理屈や経験から、
「少しでも儲かる可能性が高くなるやり方」
「収益がより大きくなり、損失がより小さくなる
やり方」はあるということです。
でも絶対はありません。
だからこそ、たのしいし、面白いのです。
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